引越しの値引き交渉を成功させる5つのコツ

引っ越しの値引きと言っても皆さんどう話をすればいいかわからないものです。
自分もそうでしたが、最初に提示された金額が安いの高いのすらわかりませんでした。

まったく基準になるものがなかったため、とりあえずいろいろなところから見積もりをとってみました。
そんなことを何回か繰り返していると、なんとなく相場が解ってくるものです。

自分が気づいた交渉術というか、こんなことをしてみたというようなことを書いていきたいと思います。

少なくても見積もりは3社はとろう

引っ越しの料金を把握するためにも、まず最初に抑えておきたいのは
『少なくても3社くらいからは引越し業者の見積もりを依頼すること』です。

なぜ3社くらいなのかというと。多くの引越し業者へ依頼しても、さほど金額に変化がないからです。
また、最終的には営業マンの人柄やサービス内容で決定することになります。

あまりにも価格を下げ過ぎてしまうと、本来利用することができたサービスが除外される可能性もあるため
3社程度がちょうど良いのです。

また、限度無くたくさんの引越し業者へ見積もりを依頼すると、頻繁に電話がかかってくることにないります。
数日間に亘って訪問見積もりが繰り返されます。これでは、荷造り作業や引越しの準備が出来なくなったり

引っ越しの前にその対応でつかれてしまう可能性があります。
なので3社程度にしておきましょう。

時期、日程もっと言えば時間帯で値段が変わる

仕事の関係でどうしても日程が決まっている場合は仕方ないですが、そうでない場合は
引越し業者に日時をお任せした方が安く済みます。需要が多い週末や午前中の時間帯は

どうしても混雑するため、引越し料金が高くなりがちです。
たとえば、賃貸で部屋を借りている場合、いつまでに旧居を出なければならないのか伝えた上で

一番安く引越しができる日時を教えて貰いましょう。
自分場合一社だけがずば抜けて高いといった経験があり。なんで???と思った事があります。

A社 8万

B社 11万

C社 17万  ん? って感じですよね?

でも、話を聞くとそれが正解かどうかは解りません!
荷物の量も一般家庭の半分くらいの量でした。

基本的に荷物の梱包などは自分で行い、運んで設置してもらうのみというプランで
日程は3月2日でお願いしてました。

基本的に業者の標準プランのみで、オプションなどは一切つけませんでした。
住宅でもそうですが、安ければ安いなり理由があるのです。

A社 他の引越し者の荷物を積み込みしてから、こちらに荷物を取りに来るといった条件です。
なので、時間帯は13時~15の間になり時間は約束できないという内容です。

考えてみると、最悪15時から荷物の積み込みをして、マンションについて荷下ろしするとなったら
19時くらいから荷下ろし開始?

1階にある程度荷物をまとめていても積み込みにかかった時間は2時間程度でした。
積み込みに2時間・・・

荷下ろしは、狭いエレベーターで8階までと考えたら
倍まで行かないとしてもそれくらいかかるのでは?

と計算すると11時くらいになってしまうのか?
これは安いからと言って、住民とのトラブルにつながりかねません!なので却下!!

B社 日程が合わないと言いうか、2週間後に伸ばせたらもう少し安くできますよというのです。
う~~~ん!さすがに考えてみますという返事で保留です。

C社 A業者の値段をはっきり言う!担当者はそれを聞き少し固まってましたが、
意識がもどったのか、準を追ってなぜその値段になったのか

そもそも、なんでその値段を出せたのか、業者自体も考えながら話を進めてくれました
少し可哀そうだったのでA社の条件を隠すことなく話しました。

そしたら、これならそういう値段になるかもしれません!
ですが自社ではA社の値段に出来ません。

何故なら、安くできるからといって、作業が深夜になりような提案はそもそもしていませんし
お客様のトラブルにもつながりかねません!

逆にそれで、仕事を取ってきたとしても、会社自体に怒られます。
という話をしてもしよければ4日延期してもらえれば、9万5千円でにできますがそれが限界です。

当然ですが、弊社では午前中に積み込みを終え、遅くても16時までには終わらせる作業を
約束いたいますと言ってくれました。

といすことで3社には後程連絡しますといって帰ってもらいました。
ちなみに現地確認は絶対に業者同士が合わない時間設定にしてくださいね!

もう9万5千円で決定しました。

上記でも気づいたと思いますが即決はしないことです

引越し業者によっては、訪問見積もりの時点で即決を迫ることがあります。
自分もそうでしたが、このタイミングで契約したら、提示した料金で契約できますよ!

といった謳い文句で契約を迫るのです。
そういった場合は、誰かのせいにしても良いので今は私だけの判断では決めれないです!

とはっきり断割りましょう。
その場で即決せずに後日契約に至った場合、即決価格より高くなる可能性はありますが

別の業者にも見積りを依頼していることを必ず伝えましょう。
なぜなら、最低でも2回くらいは値引き交渉をしないと、最安値にならないケースが多いからです。

3月や4月の繁忙期は引越し需要が高まるため、交渉を繰り返しても割引に応じてもらえないことが大半ですが
閑散期であれば引っ越しの値引きは当たり前のこととして対応して貰えます。

だからこそ、引越しで値引きを依頼し、半額程度の料金まで下げてもらうためには
即決は避けた方が無難だということになります。

値引き交渉で気づいたこと

安さだけで決めないことです

誰でもどんな案件にしろ費用は抑えたいものです。
しかし、だからといって安さだけにこだわらないようにしましょう。

住宅の工事でも言えることですがサービス品質が著しく低下したり
最低限のサービスしか利用できないケースがあるからです。

また、安さだけで勝負をしている引越し業者は、必ずしもサービス品質が高いとはいえません。
今回の例を言うと、深夜に引っ越し作業を行うなど・・・

特に地域密着型の小さな引越し業者を検討している場合は、業者の評判を予め調べておきましょう。

業者の都合も聞いてあげましょう

引越しの費用を安くしたいからといって、自分の都合だけ押し付けないようにしたいものです。営業マンへ与える印象が悪くなると、あまり安くしてもらえなかったり、お得な特典や情報を提供して貰えないことがあります。

こちらの要望を伝えることは大切ですが、引越し業者側の都合にも耳を傾けるようにしましょう。そうすることで、お互いに気持ち良く見積もりを行うことができますし、契約に至った後もトラブルが少なくなります。

梱包資材を置いて行かせない

普通に道筋を考えて対応すればそうはならないと思います。
取り合えず梱包資材を(段ボールなど)を置いていくといった場合

普通に考えれば、まだ決まってないのにんなんで置いていくんですか?
ということになりますよね。

もし、段ボールが欲しいのであれば、これは違う業者で決まった場合
ただで、貰っても良いと考えてよろしいですか?

と念をおして聞けばいいと思います。
もし、後から返してもらっても大丈夫です!と言われたとしても

断りづらくなりますし、返却する際に手間がかかるのでやめましょう。
場合によっては、宅急便で『梱包資材』を返却しなければならず

その際の費用はこちら側で負担することもあるようです。

まとめ

今回は、引越し見積もり料金の値引き交渉術なんてかっこいいものでもないですが
そんなようなことをご紹介しました。

値引き交渉をしなくても、キャンペーンや割引特典を利用すれば
ある程度は安くなるものです。

しかし、値引き交渉をすることで、更に安く引越しをすることができます。
引越し需要が多い繁忙期の値引き交渉は、閑散期と比較すると困難を極めますが

交渉を全くしない場合と比較すると、引っ越し費用は異なるものです。
もしくは、安くならないまでも、お得な特典を付けてもらうことができたり

一部の有料サービスが無料提供されることもあります。
車でもそうだと思うのですが基本的に一回で決定しないですよね?

皆さんの方が十分承知しているのではないかと思いますが、実際業者と接して思った事を書いてみました。
今回ご紹介した値引き交渉術?を活用し、安価で満足のいく引越しを実現できれば幸いです。