S邸帯壁、屋根改修工事
工事依頼内容
- 屋根から雨漏りしているので雨漏りを止めて欲しい。
- 外壁をキレイにしたい
- デッキの支柱、床板材が腐食しているのでどうにかして欲しい、大きさは半分でもよいので小さくしてほしい。
実際の施工内容
- 既存屋根材はコロニアルという材料をしようしているので、その場合雨漏り箇所を特定するのは難しいのと
劣化も進んでいるようなので新たに板金屋根を施工することにしました。 - 外壁はログハウスとなっているの木材のジョイント部分のコーキングの補修と木材保護塗料を塗布しました。
- デッキは支柱の腐食部分を補修した形跡があり、他の部分も腐食が進んでいたため全面撤去をして
新たに半分だけデッキを新設しました。又、階段部分には手すりを追加しました。
更には、写真左側のデッキの支柱を支える束石を利用し腰掛をサービスで設置しました。 - 建物を支える鉄骨の支柱、梁、ブレスは錆が進んでいるため
塗装した方が良いとアドバイスした結果塗るという事になりましたので鉄部の塗装もしました。
ワンポイントアドバイス
ログハスは定期的に手入れをしていれば、通常の住宅(窯業系サイディング)よりも長持ちするものです。
定期的なメンテナンスをすることをおススメします。
屋根は新規で敷き込んでいるので7年程度は手をかけなくても良いと思われます。
それ以降は状況を見ながら考慮しましょう。
デッキの板材は踏んだり、雪等で凍結、凍解を繰り返すので痛みが進んだりします。
5~6年程度で塗装をすることをおススメします。
余談ですが、ログハスの開口部廻りは新築後1㎝~2㎝伸縮する事を想定して造られています。
よって、処理はしているものの開口部には隙間が必ずあるため気密、断熱性は通常の住宅より劣ったりします。
着手前・完成
お客様には大変喜んでもらえました。
今後は内部の改修を考えているとのことです。
アドバイスでも言いましたがメンテをすることは建物を長持ちさせるうえで重要な事です。
大切にお使いいたければ幸いです。