デッキを造ったら高級住宅に見える
住宅が高級になったわけじゃありません!
デッキを新設したら高級住宅に見えたという!
ただそれだけの話です(笑)
でもお金はかかっているので、やはりリッチな人でなければでこれだけのデッキは作れないでしょう。
今回は特殊な材料を使用して作り上げてみました。
一般的にはツーバー材などにガードラックを2回塗りして仕上げた材料を使用して作ります。
デッキ自体は36㎡くらです。通常の大きさよりかなり多きいサイズのデッキです。
ツーバイ材だと材料だけで20万ちょいもあれば揃うと思うのですが、今回は腐れにくい材料で作り上げたいと
お客様の希望があって、お客様が希望した材料にて製作することになりました。
その材料はアマゾンから仕入れたアカテツ科の材料
あ!アマゾンってこのamazonじゃないですよ!
ブラジルを中心とするアマゾン川流域の南米一帯に生息する材料です。
比重が高く耐久性があるため、エクステリア材以外にも
港湾、岸壁のデッキにも使われています。
材料も何種類かあるのですが、ここではアマゾンジャラという種類の材料を紹介します。
雨に当たって濡れると濃い赤色で綺麗な色になります!
例えるなら、魚のサケのトバ(珍味)の色とほぼ同じです。
数回で落ち着く。堅いので施工は難しい。
以下の写真のデッキを作るのに材料だけで
50万を超えます!
合成木材なら90万近くいっちゃいます( ;∀;)
普通に使わるツーバイ材なら20万程度で済みます
注 意 !
加工は大変です!ネットでは加工も簡単みたいなことが書いていますが・・・
【ビスうち】
ビスは普通に打てません!
キリを使い下穴をあけてステンレスビスを使って打ちましたが
それでも頭が折れるくらいの硬さです!
【切断】
丸のこでは切れることは切れますが人現場で刃は取り換えた方がいいかもしれません!
【持ち運び】
ほぼコンクリートを持つ感覚でいてもなんら不思議でもないレベルの重さです
3.64m×0.02×0.12の材料ですが自分でも4枚を持つだけで限界!
持ってるだけで動けませんでした!
以上こんな材料です
この材料が使われている有名な場所
東京JR新宿駅新南口前
ヤマハマリーナ浜名湖 浮き桟橋
アジア太平洋トレードセンター
大阪国際空港(伊丹空港)
岐阜県瑞浪、釜戸コミュニティーセンター
つくば外国人宿舎
塩水などの海岸沿いでの過酷な条件や歩行スペースでも問題ない位耐久性には優れています。
この材料は、一般のご家庭から公共の場でも、あらゆる場面で使われています。
まだまだ、知られていませんが普及が多くなってくるのではないでしょうか。
実際の材料を使用して完成したデッキ
高級感が半端ないです!
業者によっては割高になる所もあるかも知れませんが
自分はお勧めしても良いかな?なんて思います。
ただ、大工さん泣かせの材料かもしれません!