鹿部町で外壁凍害補修と屋根、外壁塗装工事

この度、F邸の外壁、屋根塗装工事を行いました。

どの工事もそうですが、リホームや修繕工事となると

想定外の事が出てきたりするものです。

リホームや修繕工事をお考えの方は

予算金額+予備30万程度を準備しておくと

ちょっとした問題程度であれば対応できると思いますので

予算を決める時は追加が増える前提で予備費を別に考えておくと良いでしょう。

 

工事実績(改修工事編)はこちら

 

塗装業者を選ぶポイント

塗装店に直接依頼す場合

メリット
・経費等が少ないため価格が比較的安く済む。
・塗装に特化しているため塗装に関しての経験は豊富である。

デメリット
・専門外の事については対応が困難で勝手な自論で適当に施工してしまう事がある。
・電気メーター、水道メーター脱着、外壁の部分張替、軒天材の一部張替え等の専門外の工事には対応できない。

ゼネコン(工務店)に依頼する場合

メリット
・先の事を考え他業種の施工がある場合の事を考え施工が出来る。
・納め方を考え、第三者的視点からこのやり方はダメ!等の指示を出せる。

デメリット
・やはり、経費がかかってくる分割高になる。
・実際に工事をするのは下請け業者となるため対応が多少遅れる場合がある。

 

改修工事は想定外のことが起こりうる

今回は屋根と凍害部分の外壁を部分的に張替え全面的に塗装する予定でしたが

凍害部分の外壁を剥いだらなんと柱が腐食していました。

柱は三分の一程度腐食が進んでいたため、余儀なく柱を取替えることになりました。

通常、柱を取り替えるとなると内部の仕上げまで壊さなければならなくなります。

しかし、被害を最小限に抑えるべく柱を削りとる感じで撤去を進め

同時に出来る限りの補強もしながらの作業となりました。

内部の壁、天井を壊さなくて済んだため、被害を最小限に抑えることが出来ました。

 

屋根塗装、外壁塗装の工程

お客様の準備

工事にかかる前に、足場をかける部分に関して片付けが必要です。
建物周囲に植木鉢、荷物等を置いている場合移設が必要となってきます。

移動する物が手で持てるようなもので3~5つ程度であれば職人さんが寄せてくれますが
10以上となるとさすがに困ったりするものです。

嫌とは言わないと思いますが、ご察しの上対応願います。
基本的に移動をお願いする場合、壊されても諦めのつくものにしましょう。

仮設足場

仮設足場は作業するうえで、かかせない設備となります。

作業の内容で足場をどうかけるか・・計画が必要となってきます。

今回は指示通りにかけていない箇所があり、塗装業者さんに迷惑をかけてしまいました。

そういったこと考え足場を組立しようとなると、価格にも反映されてきますが

作業員の命を守るうで「そこまでしなくて良いでしょ?」と安易なことをして

万が一、作業員が怪我をしたり、作業に影響を及ぼす足場になったら大変な事になります。

仮設に関しては、同じ足場をかけるとしても

作業員の事を考えてる業者は必然と価格が上がってくる訳です。

 

屋根塗装

ここでは基本的な工程のみ説明致します。
※状況によってはケレン作業、下地処理等が増えてくることもあります。

工程① 高圧洗浄
汚れやホコリを除去する意味で行います。

工程② 養生
屋根を塗る時に屋根上にあるトップライト、アンテナ等に塗装が付かないように養生をします。

工程③ 下塗り
サビ等がある場合は、錆止めを塗ります。
本来全面的に塗るのが理想ですが、腐食が進んでいない錆が数か所程度であれば
部分的なタッチアップで処理する場合もあります。

工程④ 中塗り、上塗り
通常の仕様であれば仕上げ塗装は2回塗りが標準です。

 

外壁塗装

工程① 高圧洗浄
汚れやホコリを除去する意味で行います。

(工程①-2)
外壁目地コーキングが切れていたり、劣化が剥がしい場合は打ち替えをおススメします。

工程② 養生
外壁を塗る前に開口部(玄関、サッシ廻り)や換気口等を養生します。

工程③ 下塗り
塗る面に対して仕上げの塗料の付着を良くする意味でシーラー・プライマー等の下塗り材を塗布します。
※モルタル等の外壁で左官補修又はパテ処理が必要な場合は下塗りの前に処理をします。

工程④ 中塗り、上塗り
通常の仕様であれば仕上げ塗装は2回塗りが標準です。

 

まとめ

大ざっぱな工程を説明しましたが、基本中の基本のみの工程です。
これ以上少ない工程にはなる事は少ないですが

状況によっては工程が増える事が多々あるので業者さんと話し合いをすることが大切です。